現在、黒松内町に多くの都会の方々が訪れ、豊かな自然、生物の多様性、美しい風景、固有の文化、安全で美味しい食、地道に生きる人の営みを間近に感じて心を癒しています。
私たちには当たり前でも、都市に住む方には特別の物・時間・空間が黒松内にはあります。


これまでのまちづくりで、移住者の増加や民宿・雑貨店の開業、NPOによる自然体験ツアーの実施などの交流が行われてきましたが、人・物・情報が上手くつながっていない状況で、来訪者の多様なニーズへの対応が求められていました。


町では、今後歩む都市との交流の姿を描いた「ブナ北限の里ツーリズムビジョン」を、平成22年2月に策定しました。
これまでの既存観光の枠を越え、今後は私たち町民の暮らしにより密着した交流となるよう、人と人との触れ合いを基軸に据え、目指す「滞留型の交流」の姿を町民の方々と共有し、展開するための仕組みと整備の方向性を定めた基本的な計画です。


町民、団体・事業者、町それぞれが自ら考え、力を合わせ、黒松内の風土・風味・風景を大切に守り育て、そして一層磨き上げ、黒松内にしかない宝物にして、来訪者に提供したいという思いを込めて「この田舎の宝物をあなたに」としました。


ブナ里ツーリズムには、黒松内を訪れる方々と農村交流を実践する農業者、NPO、第3セクター、町など、様々な方々がかかわります。
そのため、ブナ北限の里ツーリズムを総合的に進める仕組として、ブナ北限の里ツーリズム推進戦略会議を平成22年7月13日に設置し、第一回目の会議を開催。
小坂錦一郎氏を委員長に選任した後、それぞれの活動・交流資源をつなげるための仕組み、ファームイン整備に対する支援策、研修の実施などについて討議しました。
当会議は、交流実践分野ごとの課題などについて、今後も検討を継続し、ブナ里ツーリズムを全町的な展開に広げるよう、関係者が相互に連携・誘導・支援していきます。


次の八つの理念に基づいて持続可能な仕組みでブナ里ツーリズムを推進し、滞留型の交流を実現します。

ブナ北限の里づくりの理念に基づくこれまでの取組を継承し、更に発展させていきます。

人と地域資源を最大限に活かした、町民の主体的な取組による田舎の発展を目指します。

この取組は、黒松内のまちづくりそのものでもあることから、すべての町民が主役です。
そして、これからは女性の感性・役割を大切にするとともに、みんなで一歩一歩、着実に歩んでいきます。

住む人々の暮らしや誇りが、訪れる人々への心のもてなしとなり、新たな交流と感動を生みます。

それは、黒松内に住む人々と訪れる人々との自然・農村を通した心の触れ合う交流です。

自らが楽しく暮らし、実践することが大切です。それにより訪れる人々も楽しくなり、交流も長続きします。

そして、無理なく今あるもを大切にし、手づくりの暮らし・交流・整備によりできることから始めていきます。

この取組により、実践する者の暮らしが経済的にも安定し、その結果、地域の活性化にも寄与します。

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