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歌才湿原



夏はエゾカンゾウが一面に咲きそろい、
辺り一面がオレンジ色の花園になる歌才湿原(高層湿原)
国道沿いの低地にあるのに、ふつう高山の湿原でしか見ることの できない珍しい草花をみることができます。


●歌才湿原 花のカレンダー
6月
7月
8月
9月
ワタスゲ
エゾカンゾウ
コバイケイソウ
エゾイソツヅジ
ホロムイイチゴ
コバギボウシ
モウセンゴケ
ノハナショウヴ
ウメバチソウ
エゾリンドウ

 

■歌才湿原
国道5号線沿いの低地にある高層湿原。
標高 95m
面積 約4.5ヘクタール
泥炭層 厚さ9.27m
湿原堆積物が地表から約10mの深さまで堆積しており、ここに約2万4千年前から現在までの歴史が記録されています。
また、面積の狭さに反して、泥炭層がとても厚いのが、他の湿原と異なる特徴となっています。


※湿原について
植 生学でいう湿原は低温・過湿のために枯死したミズゴケが分解されず泥炭となり、水を含んで過湿となった場所をいい、「高層湿原」とは、泥炭が多量に蓄積さ れて周囲よりも高くなったために地下水では涵養されず、雨水のみで維持されている貧栄養な湿原を指す。植生はミズゴケ類が主体。
多量の泥炭の蓄積 には低温・過湿な気候が必要なため、日本では屋久島を南限として、本州山岳地と北海道に分布している。高山に多いが、必ずしも標高の高い場所に限定されて いるわけではない。代表的な高層湿原は、尾瀬ヶ原、霧ヶ峰の八島湿原など。高層湿原の周辺に中間湿原、低層湿原がみられる場合もある。
高層湿原には氷河期の遺存種など貴重な動植物が生息・生育する場合が多く、保全上重要である。