
森への準備/服装
歌才ブナ林は、登山のような特別な服装は必要ありませんが、アップダウンもあり、雨天や雨の後にはぬかるむ場所、すべりやすい場所もあります。また、散策路は人が1人通れる程度の山道でササがかぶった場所もありますので、軽登山またはハイキング程度の服装、装備があると安心です。
長袖、長ズボン、飲み物、タオル、虫さされ対策、雨具(アウトドア用の上下に分かれたレインウェア)
注 意
歌才ブナ林は天然記念物です。草花、キノコ、昆虫などを採ること、また、葉っぱ1枚石ころ一つでさえも持ち帰ることはできません。さらに、散策路以外の場所に踏み込むこと、ゴミを捨てること、たばこを吸うなど火を使うことは厳禁です。
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ここは自然の博物館
歌才ブナ林は黒松内市街地の近くにあるブナの自然林です。ふつうブナの森は、人の入りづらい山奥にありますが、歌才ブナ林はまちと隣あわせ。往復約2時間のコースを歩くと、手つかずの自然を身近に体験することができます。歌才ブナ林は、自然の博物館といえるでしょう。
季節ごとに彩りを変える美しい草花、軽やかにさえずる小鳥、そして動物や昆虫などにかこまれての森林浴は、訪れる人々の心をやさしく包み込んでくれます。
森全体が天然記念物
日本のブナは、南は鹿児島県大隅半島から北は北海道渡島半島まで分布します。寿都と長万部を結ぶ「黒松内低地帯」がブナの北限なのです。歌才ブナ林はブナ自生北限地帯を代表する森として、昭和3年に国の天然記念物に指定されました。天然記念物の森は、どんなものも許可なく採取することはできません。きれいな草花だって自然の中にあるからこそ美しいもの。次に訪れる人のためにも、絶対に採らないようにしましょう。自然の博物館はみんなでたのしもうね。
なぜ黒松内がブナの北限なの?
およそ1万年前の最終氷期に東北南部にあったブナの北限は、その後気候の温暖化にともなって少しずつ北進してきました。ブナが函館に到達したのが約6000年前、歌才には1000年前に到達したことがわかっています。現在もブナは北進の途上であるとのこと。近年の地球温暖化の影響も含め、500年後、1000年後にブナの北限はどう変化しているでしょう?
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