平成28年9月1日(木)NEW
台風10号の影響がありました。
黒松内町は、台風7号、11号、9号による大きな被害はありませんでしたが、8月30日(火)深夜から31日(水)未明にかけての台風10号の影響で、少なからず農業被害がありました。
岩手県や道内でも上川南部、十勝圏の皆様の被害は甚大なもので、心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈りしております。

深夜の強風の影響で、デントコーン畑の倒伏、農業施設の牛舎・倉庫の屋根トタンの飛散、シャッターの損壊、ビニールハウスの倒壊がありました。


雨量が少なかったことから、農作物の倒伏は大規模にはなりませんでした。
トマトの収穫が最盛期を迎えていましたが、ハウスの全壊により出荷を断念せざるを得ません。
春から丹精込めてわが子のように育ててきた作物が、一瞬にしてダメになってしまうことはとても耐えがたいことと痛感しました。
生産者の方々の心痛は想像に余りありますが、皆さん気丈な様子でいらしたことでほっとしました。

今年は、初夏の天候不順で作物の生育が懸念されていた最中、このような台風に遭遇し、台風はまだこれからが本番ですが、影響がなく一定の収量を確保できる秋になってほしいです。
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平成28年8月24日(水)
種子馬鈴しょの収穫作業が本格的に始まりました。
北海道には、台風7号、11号、9号が連続して上陸し、大きな被害をもたらしました。
幸い黒松内町は、雨の量も少なく、風速も強くならずこれといった被害は確認されていません。

雨は23日(火)の朝方から上がり、本日24日(水)は、久しぶりに朝から日が差しました。
明後日26日(金)には、またまとまった雨の予報がありますので、雨の合間を縫って乾いた圃場から種子馬鈴しょの収穫作業が始まりました。。


最初に一畝ごとにトラクタに取り付けた「ポテトディガー」で、実ったジャガイモを掘り起こします。
次に自走式のポテトピッカーでジャガイモを拾い、機械上で石・腐れ・傷みのあるものを取り除き、規格外のものを選別します。

今年は、春先の干ばつ、6月〜7月の雨天・低温・日照不足の影響により、ジャガイモの大きさが小さく、玉数も少ないため農家さんは少しがっかりした表情です。

雨が降らず、順調に収穫作業ができて、この後の大豆や小豆の収穫も無事に終わってほしいと思います。
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