黒松内町は、札幌市と函館市のほぼ中間点に位置し、天然記念物「自生北限の歌才ブナ林」を中心とした豊かな自然環境と農村の生業(なりわい)が生み出す田園風景や牧歌的風景を潜在的資源と位置付け、ヨーロッパの農村のように、都市の人々を招き入れ交流を図る体験型・滞在型のまちづくり「ブナ北限の里づくり」に取組み、宿泊施設やキャンプ場、ブナの資料展示・実習工房施設、道の駅など拠点となる交流施設の整備と、ブナ林観察会、雪国の民具「かんじき」を履いてのソフトボール大会など、黒松内らしい様々なイベントや体験学習などの提供により、平成5年に約4万人だった交流人口(観光客)が近年は約15万人で推移しています。
また、新しく町民となった方々が開く民宿、小物店、食材製造なども黒松内の魅力を一層高めています。

しかし、交流人口の多くは通過型ドライブ観光で、本当の黒松内町のよさを分かっていただいておりません。本町を訪れる都市の方々には、「歩く」スローな視点から、車では見過ごしがちな黒松内町の自然や環境のすばらしさを注意深く見つめていただき、満喫してほしいと考えています。

そこで、これら既存の魅力ある地域資源としての交流スポットを有機的に結びつけ、一層魅力あるものにするため、イギリスのような「フットパス」を整備することが有効と考えました。
黒松内町のブナ林
歌才 オートキャンプ場「ル・ピック」
黒松内町やフットパスボランティアの方々の活動を年度別で紹介しております。

平成16年度「調査研究報告」

平成17年度「調査研究報告」

平成18年度「調査研究報告」

平成19年度「調査研究報告」

平成20年度「調査研究報告」

平成21年度「調査研究報告」

平成22年度「調査研究報告」

平成25年度「調査研究報告」
フットパス国際フォーラム in 黒松内 PDF